モンテカルロ法は勝てる?勝てない?シミュレーションと損益分岐点

モンテカルロ法は勝てる?勝てない?シミュレーションと損益分岐点

モンテカルロ法は、ルールに基づいてゲームを続ければ、高確率で勝って利益が出る攻略法です。この記事では、モンテカルロ法をシミュレーションしながら「本当に勝てる必勝法なのか?」を検証します。

かじの君

モンテカルロ法のさまざまな勝利パターンで検証していますので、勝ちたい人は必見です。

>モンテカルロ法のやり方!必勝法・攻略法で稼ぐ

モンテカルロ法で勝てる時とは?

モンテカルロ法を使って勝てる、つまり利益が出る時はどんな時でしょうか。まずは前提を確認しましょう。

原則として、紙に書いた数字が全部消えた時

モンテカルロ法のルール上、勝てば両端の数字を消していきます。ですので、「紙に書いた数字が全部消えた」もしくは「1つしか残らなくなれば」、プラス収支(利益)が出る手法。

回数 賭け金 勝敗 数字(ベット後) 合計
1回目 4ドル × 1234 -4ドル
2回目 5ドル × 12345 -9ドル
3回目 6ドル × 123456 -15ドル
4回目 7ドル 2345 -8ドル
5回目 7ドル 34 -1ドル
6回目 7ドル なし +6ドル

しかし、シチュエーションによっては数字が1つしか残っていないのに、マイナスになってしまう場合もあります。

モンテカルロ法のシミュレーション

モンテカルロ法を配当2倍のゲームでシミュレーション

モンテカルロ法を使い、配当2倍(ルーレットの黒に賭け続ける)のゲームを実施。最終的な収支がプラス・マイナスそれぞれのパターンで、シミュレーションしてみました。

モンテカルロ法で勝てるパターン(収支プラス)

累計収支がプラス・黒字で終わるパターン

1ゲーム目から負けて4ゲーム目まで勝敗が交互に来ると、5ゲーム目では数字が1つしか残らないのでここで終了。見事に勝利で、+3ドルの黒字です。ちなみに1ゲーム目で勝てれば+4ドル、もうそこで(数字が2だけになるため)ゲーム終了です。

モンテカルロ法で負けるパターン(収支マイナス)

累計収支がマイナス・赤字で終わるパターン

上記のように、3連敗して2連勝→また2連敗してその後勝ち負けが交互に来た場合は‥10ゲーム目でー1ドルと、わずかではありますが損失を残して終了です。

黒字にするためには、11ゲームから再スタートし勝たなければなりません。かなり稀なパターンではありますが、何が起こるか分からないのがギャンブル。数字が全部消えても赤字になってしまう…こういった可能性もあることを頭に入れておいてください。

モンテカルロ法の損益分岐点はどこ?

損益分岐点=残高(収支)が±0になる時点とします。モンテカルロ法を使ってバカラをプレイした時の検証結果です。分かりやすいように、1単位1ドルでベットしました。

プレイヤーとバンカーが引き分けた場合、5ゲーム目で±0

プレイヤーとバンカーが引き分けた場合

バカラはプレイヤー・バンカーどちらが勝つかを予想して賭けるゲームですが、引き分けになることもあります。

その場合の次ゲームの賭け金は同額、4ドルベットします。引き分けを除くと2勝2敗で、累計収支は±0になっていますね。引き分けがあれば、5ゲーム目で収支はチャラです。

仮にその日の収支が既にマイナスになっていれば、ここで止めておくことでそれ以上の損失は出ません。

キリよく±0になる時はあまり無いとは思いますが、±0になった時に続けるのか・止めるのかを予め決めておくと良いでしょう。

モンテカルロ法のメリットとデメリット

今までに書いたこと・シミュレーション結果などを踏まえて、モンテカルロ法のメリットとデメリットを簡単にまとめました。

モンテカルロ法のメリット

モンテカルロ法最大のメリットは、負けた時・連敗した時にでも賭け金がそれほど多くならない点です。

累計収支が赤字になるパターンで、1―3ゲームまで3連敗していますが‥賭け金自体は4→5→6ドルと1ドルずつしか増えていません。

回数 賭け金 勝敗 数字(ベット後) 合計
1回目 4ドル × 1234 -4ドル
2回目 5ドル × 12345 -9ドル
3回目 6ドル × 123456 -15ドル

また、数列を用いるため「足す数字が無くなれば止める」と、損切りのタイミングが分かりやすいのも◎

モンテカルロ法のデメリット

反対にモンテカルロ法のデメリットは、連敗後に1度勝てたからといって損失分を取り戻すことはできない点です。

シミュレーション結果を見ても分かるように、「何度かは勝つ」必要があります。多くの利益を求めるならば、連勝しないと難しいのも難点かと思います。

また、いくら連敗時に賭け金が急激に増えないと言っても、なかなか勝てなかった場合には数字が消えずゲームは続いているため‥・それだけの資金は必要です。

モンテカルロ法で勝てない時の対策

最後に、モンテカルロ法を使っても勝てない!そんなときに役立つ対策を3つ紹介します。絶対に勝てるという確証はできませんが、取り入れてみる価値は大いにありますよ。モンテカルロ法を使いたいと考えている人は必見です。

対策①配当3倍のゲームで使用してみる

配当3倍のゲーム

今までシミュレーションしたゲームは、バカラやルーレット(赤黒)などすべて配当2倍のゲームです。それで勝てなければ、配当3倍のゲームで活用してみてください。

2倍より3倍の方が勝率が1/3になるため勝てないのでは?と思う人もいるかもしれませんが、モンテカルロ法の“両端の数字を2つずつ消す”というルールが、負けた分を1回の勝ちで回収・最終的な収支も増えることにも繋がるんです。以下で表にまとめました。

連敗しても1度の勝ちで回収

配当3倍のゲームなら2連敗しても3ゲーム目で勝てば、2ゲーム分の9ドルの損失を一度に回収できていますね。

それに加え、3ドルもの利益もGETしています。2つずつ消すので、4ゲーム目では3しか残らないため終了です。

回数 賭け金 勝敗 数字(ベット後) 合計
1回目 4ドル × 1234 -4ドル
2回目 5ドル × 12345 -9ドル
3回目 6ドル 3 +3ドル

配当3倍な分、利益も多い

2つずつ消すので、1ゲーム目で負けても2ゲーム目で勝てばそこで終了。しかし配当3倍なので15ドルの払い戻し=累計収支はー4ドルから+10ドルの6ドルで黒字です。

回数 賭け金 勝敗 数字(ベット後) 合計
1回目 4ドル × 1234 -4ドル
2回目 5ドル なし +6ドル

2ゲームしか行なっていないのに、プラスになるのは大きい!これがもし配当2倍のゲームなら、1ドルの利益しか残せません。また数字が消えていないので、3ゲーム目も5ドル賭ける必要があります。

対策②負けが続いたら強制的にリセット

配当2倍でも3倍でも、連敗が続くと数列が消えないのでゲーム続行=賭け金も緩やかではありますが増えていきます。

10ゲームのうち1回も勝てなかった場合、10ゲーム目の賭け金は13ドル。たったこれだけ?と思うかもしれませんが、累計収支はー85ドルにも膨らむんです。

回数 賭け金 勝敗 合計
1回目 4ドル × -4ドル
2回目 5ドル × -9ドル
3回目 6ドル × -15ドル
4回目 7ドル × -22ドル
5回目 8ドル × -30ドル
6回目 9ドル × -39ドル
7回目 10ドル × -49ドル
8回目 11ドル × -60ドル
9回目 12ドル × -72ドル
10回目 13ドル × -85ドル

10連敗する確率はかなり低いですが、配当3倍のゲームだと連勝するのが難しいことも多々あります。

「なかなか勝てず、流れが悪いな」と感じた時は強制的にでも賭け金をリセットしましょう。そして勝ってまた資金を増やしてから→モンテカルロ法を使うなど工夫してみてください。

参考⇒オンラインカジノの軍資金はいくら必要?軍資金別おすすめゲームで勝つ

対策③今まで出たエリアを避けてベットする

ルーレットでプレイする場合、出た目を記録しておき‥その偏りを分析した上でどこに賭けるかを決めるのも効果があります。ではどうやれば偏りを分析できるのか、それは空回し機能が付いたルーレットを選ぶこと!

空回し機能が付いていれば可

空回し機能

空回しといって、お金を賭けずとも回せるルーレットが存在します。これを使って空回しを行ないます。

配当3倍のカラム・ダズンベットの場合は、5回<中段>に入ったのを確認後→6回目は中断を避けて、上段や下段に「実際にチップを置いて」賭けるというやり方です。

必ずしも6回目で違うところに入るとは言い切れませんが、空回しならばノーベットでダメージも無し。空回し機能が付いていれば、是非やってみてください。

モンテカルロ法の賭け方・有効なゲーム

モンテカルロ法の賭け方を確認しておきましょう。またどのゲームの勝負で使うことができるのかもチェックしてください。

勝った時に両端の数字を消し、負けたら書き足す

モンテカルロ法は勝敗で賭け金が変動するベッティングシステムで、賭け金は両端の数字を足して算出します。最初は紙に123と書き、1ゲーム目は1+3の4ドルベット。

モンテカルロ法の手順1

負ければ123の後ろにベットした4を書き足し、2ゲーム目の賭け金は1+4の5ドル。数字が1つかすべて消えたら終わりなので、2ゲーム目で勝てればまた最初から始めます。

この繰り返しです。賭け金の単位は、1ドルでも5ドルでも自由に決めてOKです。最初は負担が少ない1ドルがベター。

1.紙に【1.2.3】と書き、両端の数字1と3を足した金額4ドルをベット

2.負ければ、負けた金額4を紙に書き足す【1.2.3.4】

3.紙の両端の数字を足した金額1+4の5ドルをベット

4.勝った場合は両端の数字を1つずつ消す(配当2倍の場合)

5.数字が1つになるか全て消えたら終了

配当2倍・3倍、どちらのゲームでもOK

モンテカルロ法は、配当2倍でも3倍でもどちらのゲームでも使用できます。配当2倍だとブラックジャックやバカラ・ルーレットの赤黒や奇数偶数など、配当3倍だとルーレットのカラム・ダズンベットです。色々なゲームで使えるのは嬉しい点。

Point!配当2倍・3倍では、消す数字の数が異なる

注意して欲しいのが、配当2倍・3倍のゲームではモンテカルロ法のルール・進め方が少し異なる点です。決定的な違いを簡潔にまとめると・・

・配当2倍:勝った時に消す数字が両端“1つ”ずつ=計2つ消す
・配当3倍:勝った時に消す数字が両端“2つ”ずつ=計4つ消す

負けた時に賭けた金額を(数列の)最後に書き足すのは同じですが、勝った時に消す数字の数に違いがあります。

モンテカルロ法は勝てる?まとめ

モンテカルロ法は、配当2倍のゲームだと数列が消えても『マイナスになること』があります。しかし配当3倍のゲームで使えば、全ての数字が消える・1つの数字が残る=1サイクルが終了した時点で『必ず勝って利益が出ます』!

勝率は劣るものの・・勝つことで一気に4つの数字を消せるので、早々にゲームを切り上げて利確することも難しくありません。上記の対策はもちろん、空回し機能も上手く使いつつモンテカルロ法でコツコツと利益を積み重ねてみてください。

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