モンテカルロ法は、実際にモナコのモンテカルロにあるカジノを破綻にまで追い込んだことから、この名が付けられたようです。この記事では、モンテカルロ法のやり方や必勝法、メリットとデメリットをご紹介します。
かじの君
詳細はコンテンツ制作・運営ポリシーをご覧ください。
記事内容はこちら
モンテカルロ法のやり方とは?
モンテカルロ法は、メモを取りながら計算しつつベット金を変えていく賭け方です。
3つの数字をメモに書き、その両端の合計金額をベットします。
負けたら、前回賭けたベット額を書き加え、また両端の合計金額をベットします。
勝ったら、両端の合計金額を消します。
数字が1個になったり、なくなればまた最初からやり直します。
……と、やり方が複雑なので、順序立てて具体的に説明しますね。
- メモに「1,2,3」と3つの数字を書く
- 両端の数字を足した金額を賭ける。この場合は「1,2,3」で、4ドルを賭ける
- 負けたら、前回賭けた金額をメモに書き足す。この場合は4を書く
- 「1,2,3,4」となったので、今度は両端の合計金額「5」を賭ける
- 勝ったら、メモの両端の数字を消す。「
1,2,3,4」 - 「2,3」と数字が3個以下になったので、また最初の「1,2,3」から始める
このように、メモを取って1ゲームずつ計算していきます。現実のカジノではNGですが、オンラインカジノではメモを取りながらでも全く問題ありません。
モンテカルロ法のやり方を動画で実演
間違いなくモンテカルロ法を実践してもらうために、動画を用意しました。
できるか不安な方はご覧ください。
モンテカルロ法のやり方を文章で読みたい人はこちら
モンテカルロ法のやり方を文章で解説します。
1.最初のベットです。紙に【1,2,3】と書き、両端の数字を足して4ドル(1+3)賭けます。
※実際には何ドルでもOKです。資金力に応じて賭けてください。
2.勝ったので、紙に書いた数字【1,2,3】の両端を消します。
【1,2,3】となり、数字が1つになったので、また最初からやり直します。
3.また最初と同じく4ドルを賭けます。
その結果タイ(引き分け)になりました。タイの場合はカウントせずに再び同じ金額(4ドル)を賭けます。
4.負けてしまいました。
5.負けた金額『4ドル』を紙の右側に書き足し、両側の数字を足した金額5ドル(1+4)を賭けます。
6.勝ちました。
7.先ほど勝ったので紙に書いた数字の両端を消し、残った数字【2,3】を足した5ドルを賭けます。
8.負けました。
9.次は先ほど負けた金額5を紙に書き入れます。【2,3,5】となるので両端を足した7ドル(2+5)を賭けます。
10.タイ(引き分け)ですのでカウントせず、再び7ドル賭けます。
11.勝ちました。
メモの【2,3,5】の両端を消します。
残った数字が【3】だけになったので、また最初からやり直します。
このように、繰り返しで徐々に利益を積み上げていく必勝法がモンテカルロ法です。
動画内ではさらに詳しく説明してあるので、また見てない方はぜひご覧ください。
関連⇒モンテカルロ法は勝てる?勝てない?シミュレーションと損益分岐点
モンテカルロ法を実践した結果
モンテカルロ法の結果『+10ドル』の利益が出ました!
全11ゲームで5勝4敗2引き分け。総賭け金57ドル、配当67ドルで10ドルの利益となりました。
回数 | 賭け金 | 勝敗 | 配当 | 合計 |
1回目 | 4ドル | 〇 | 8ドル | +4ドル |
2回目 | 4ドル | – | 4ドル | +4ドル |
3回目 | 4ドル | × | 0ドル | ±0ドル |
4回目 | 5ドル | 〇 | 10ドル | +5ドル |
5回目 | 5ドル | × | 0ドル | ±0ドル |
6回目 | 7ドル | – | 7ドル | ±0ドル |
7回目 | 7ドル | 〇 | 14ドル | +7ドル |
8回目 | 4ドル | × | 0ドル | +3ドル |
9回目 | 5ドル | 〇 | 10ドル | +8ドル |
10回目 | 5ドル | × | 0ドル | +3ドル |
11回目 | 7ドル | 〇 | 14ドル | +10ドル |
机上の空論ではなく、うまく活用できれば実践に使えるベット方法です。
モンテカルロ法は、勝率5割(1/2)・3割(1/3)どちらのゲームにも有効
一般的に、必勝法と呼ばれる賭け方(マーチンゲール法、ココモ法、パーレー法など)は、5割(1/2)・3割(1/3)かのどちらかのゲームにしか使えません。
しかし、モンテカルロ法は、どちらのゲームでも使用できます!計算方法に少し違いがあるだけで、両方のゲームに有効です。
勝率5割(1/2)・3割(1/3)によって計算方法が違う。違いは「数字を消す数」
モンテカルロ法は、勝率5割(1/2)・3割(1/3)によって、計算方法が違います。
と言っても、勝ったときに数字の消す数が変わるだけです。
勝率5割(1/2)……両端の数字を1つずつ消す
勝率3割(1/3)……両端の数字を2つずつ消す
勝率の違うゲームでの、実際のモンテカルロ法のやり方を解説
モンテカルロ法の使い方を、勝率1/2・1/3のゲーム:1ゲーム目と2ゲーム目を例に勝敗ごとに分けて説明していきます。
勝率5割(1/2)のゲームの場合のやり方
<1ゲーム目>賭け金:4ドル
・負けた場合:1234⇒負けたので、4を書き足す➡次の2ゲーム目では、両端の数字1と4を足して5ドルをベット
・勝った場合:123⇒1と3を消すと2(1つの数字)しか残らないので、また1ゲームから再スタート
<2ゲーム目>賭け金:5ドル
・負けた場合:12345⇒負けたので、5を書き足す➡次の3ゲーム目では、両端の数字1と5を足して6ドルをベット
・勝った場合:1234⇒1と4を消すと2・3が残り、3ゲーム目では足した5ドルをベット
勝率3割(1/3)のゲームの場合のやり方
★勝率1/3のゲームでは、勝った時に両端の数字は<2つ>消します。
<1ゲーム目>賭け金:4ドル
・負けた場合:1234⇒負けたので、4を書き足す➡次の2ゲーム目では、両端の数字1と4を足して5ドルをベット(勝率1/2の時と同じ)
・勝った場合:123⇒数字は3つしか無いので全消し、123 と数字が残らないので1ゲームから再スタート
<2ゲーム目>賭け金:5ドル
・負けた場合:12345⇒負けたので、5を書き足す➡次の3ゲーム目では、両端の数字1と5を足して6ドルをベット(勝率1/2の時と同じ)
・勝った場合:1234⇒両端の数字を2つ消すと、1234となって数字が残らないので1ゲームから再スタート
ものすごくややこしいですね(汗)。このゲームの勝敗によって、数字を書き足して間の数字を足すor両端の数字を消すことで、次のゲームの賭け金を決めていきます。紙に書いて進めないと混乱するのがお分かり頂けたでしょうか。モンテカルロ法は、この繰り返しです。
Point!勝率1/2・1/3のゲーム一覧
勝率1/2・1/3のゲームをまとめました。どのオンラインカジノサイトであっても、必ず用意されているゲームなので安心です。
・勝率1/2のゲーム:ルーレット(奇数偶数・赤黒・ハイロー)、バカラ、シックボ―(大小・奇数偶数)
・勝率1/3のゲーム:ルーレット(コラム・ダズンベット)
※ルーレットで遊ぶ際は『ヨーロピアンルーレット』か『フレンチルーレット』のどちらかを選んでください。00が無い分、少しだけ勝つ確率が上がるからです(アメリカンルーレットだと、0と00の2つあるため確率が偏る)。
モンテカルロ法の3つのメリット
モンテカルロ法のメリットとデメリットを順に確認していきましょう。メリットは以下の3つです。
1.負けても資金の減りが緩い
負けるとベットした金額を足していくので、賭け金が増えていくのは確かです。しかし両端の(一番小さい数字と大きい数字)を足すので、仮に負けが続いたとしてもそこまで賭け金が増えることはありません。数回にわたって長くゲームをプレイしたとしても、減りは緩やかなのです。
よく比較されるマーチンゲール法だと、負けた時は前のゲームの賭け金に×2倍です。最初はそれほど差が無いように思いますが、長くゲームを続けるとその差に驚くはず。
2.モンテカルロ法はやめ時が分かりやすい
モンテカルロ法のやめ時(ストップするタイミング)は、数字が1つになり足せなくなった時か・全部消えてしまった時のいずれかです。
ギャンブルは止めるタイミングを間違うと大変なことになりますが、数列を用いるモンテカルロ法では数字1つもしくは無くなった時と明確!そこでゲーム自体を止めるのも良いですし、また4ドルから再スタートするなどどちらの選択も可能です。
3.ゲームを続ければ、少額でもプラス収支
モンテカルロ法の3つ目のメリットは、数字が1つ・無くなった時にプラス収支になる点です。最初に3連敗を期したとしても4回目で勝ち・5回目でも勝てば、モンテカルロ法を進めた場合に数字がすべて消え‥プラス収支で終えることができるのです。決してその収支は高額では無いですが、少額でもプラスなら使う価値は大いにあります。
モンテカルロ法の4つのデメリット
メリットに続いて、デメリットについても見ていきます。こちらは4つあるので、しっかりと確認しておきましょう。
1.計算がとにかく面倒くさい
ここまで読んでくれた人はお分かりのことでしょう。次のゲームに賭ける金額を決めるための計算が、とにかく面倒くさい・手間がかかるのが最大のデメリットだと思います。
他の必勝法、例えばマーチンゲール法だと倍賭けするだけなので×2と単純です。しかしモンテカルロ法は、書き加えて足して・消して間の数字を足して等・・ややこしいです。
慣れるとそこまで気にならないものの、慣れるまでが大変です。
2.長期戦覚悟、短期では稼げない
このモンテカルロ法は一度にガッツリ稼ぐ方法ではありません。少額でもプラス収支になるのはゲームを続けることが大原則。
この点がメリットな反面、短いスパンでは(モンテカルロ法を使うのには)向かないということを頭に入れておいてください。勝ち負けでモンテカルロ法を繰り返し使用することで、利益を生み出していくやり方だからです。
3.何回かは勝たないと利益が出ない
最後のデメリットは、何回かは勝たないと利益が出ない点です。長くゲームを続ける長期戦覚悟ゆえのデメリットと言えるでしょう。
賭ける金額が緩やかな分、1回の勝ちだけで負けた分を取り戻せません。連勝とはいかずとも何回かは勝たないと話になりません。これはモンテカルロ法に限ったことでは無いですが。
4.長期戦だと相応の軍資金が必要に
先ほど「資金が緩やかで済むのがメリット」と言いましたが、「少ない資金でOK」というわけでは無いので注意してください。長期戦になればなるほど、負け額を取り戻すために、長くゲームを続ける資金(ベットするお金)が必要です。
長く続けてある程度は勝たないと利益が出ないですし、非常に難しいところです。
モンテカルロ法の弱点をカバーする3つの方法
上記のモンテカルロ法のデメリットいわゆる弱点をカバーする、3つの方法を紹介します。取り入れて、少しでもデメリットを回避してください。
1.ゲームごとに、都度メモを取る
計算が面倒くさいのはある意味で仕方が無いこと。何度も言っているように、メモを取ってゲームを進めましょう。メモすることで視覚化し、規則性が見えることで分かりやすくなるからです。
モンテカルロ法は自動計算ツールが楽!
紙に書く・メモを取るのさえ面倒くさい人は、自動計算ツールを使いましょう!
その他にも「モンテカルロ法 自動計算ツール」とそのままググれば、専用アプリやソフトなどが見つかります。数字を入力するだけで次にベットする金額を自動的に計算してくれるので楽。
2.モンテカルロ法を使うゲームの、損切りタイミングを決める
30回・40回とゲームの回数が増えるほどに、軍資金も比例して増え続けます。ですので、損切りのタイミングが非常に重要です。数字が1残る・0になればゲームはリセット・再スタートですが、これはあくまでもモンテカルロ法のやめ時です。ゲーム自体をいつ止めるか?を決めておかないと、資金も無くなり時間もダラダラ過ぎていくだけとなってしまいます。
3.ゆとりをもって楽しむ
長期戦覚悟と分かった上でモンテカルロ法を使うには、“ゆとり”が必要です。賭けるためのお金はもちろんのこと、時間にもゆとりをもって楽しみましょう。とにかく余裕が無いと、イライラしてしまいますからね。ましてやモンテカルロ法は計算で頭を使うので尚更です。
モンテカルロ法のやり方まとめ
モンテカルロ法はリセットする時には少額でも必ずプラス収支になることから、昔から根強い人気を誇っています。今まで書いてきたことを踏まえ、モンテカルロ法を使うのに向いている人をまとめてみました。
・計算するのが苦では無い人(自動計算ツールを使ってもOK)
・資金にある程度余裕がある人(長期戦になった時のため)
・のんびり楽しめる人(ゆとりが必要)
モンテカルロ法だけに当てはまることでは無いのですが・・他の必勝法と比べると、お金・時間ともに余裕がある人に向いているように思います。後は、心の余裕です。これらの点を意識しながら、モンテカルロ法を取り入れてみてください。
オンラインカジノの必勝法一覧 | |
>マーチンゲール法 | ★★★★☆ |
>グランマーチンゲール法 | ★★★★☆ |
>ココモ法 | ★★★★☆ |
パーレー法 | ★★☆☆☆ |
>ダランベール法 | ★★☆☆☆ |
>モンテカルロ法 | ★★★★☆ |
>グッドマン法 | ★★★★☆ |
>フラワーベット法 | ★★★★☆ |
>666戦略 | ★★★★☆ |
>ウィナーズ投資法 | ★★★★☆ |
>31システム法 | ★★★★☆ |
>3分の2ベット法 | ★★★★☆ |
>マンシュリアン法 | ★★★★☆ |
>オスカーズグラインド法 | ★★★★☆ |
>10%法 | ★★★★☆ |
>バーネット法 | ★★★★☆ |
>ラブシェール法 | ★★★★☆ |
>10ユニット法 | ★★★★☆ |
>2in1法 | ★★★★☆ |
>イーストコースト法 | ★★★★☆ |
>3倍マーチンゲール法 | ★★★★☆ |
>2カラム×2ダズン法 | ★★★★☆ |
>ハーフストップ法 | ★★★★☆ |
>WYBWYP法 | ★★★★☆ |
>ベアビック法 | ★★★★☆ |
>シフトベット法 | ★★★★☆ |
この記事に反論する