カジノプレイヤーの間で、特に人気度が高いゲームの1つがバカラです。この記事では、バカラ初心者向けにバカラの基本ルールやゲームの流れを解説します。
かじの君
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オンラインカジノのバカラのルール
「バカラってどんなゲームなんだろう?」
「なんとなく難しそうなイメージ」
こんなことを考えているバカラ初心者の方も多いでしょう。私もそうでした。しかし、バカラは決して難しいものではありません。まずはルールの基本を簡単にご紹介します。
「PLAYER」か「BANKER」どちらが勝つか予想する
バカラの基本ルールは、PLAYERが勝つか、BANKERが勝つか、引き分けかを予想することです。
バカラのテーブル上には、大きく3つのベッティングエリアが用意されています。ここにチップを賭けると、ディーラーがトランプを配ります。そして、カードの数字の役が強いほうが勝利するというわけです。
ベット以外の判断は不要なので初心者も楽しめる
バカラベッティングを行う際に、プレイヤーがすべきことは以下の2つです。
- 勝負の結果を予想する
- ベット金額を決める
たったこれだけ。あとは、ディーラーに任せて結果が確定するのを待ちましょう。ブラックジャックのように「ここは引くべきか否か」「ベット額を上乗せすべきか否か」という難しい判断を迫られることもありません。そのため、初心者でも楽しみやすいゲームと言えるでしょう。
オンラインバカラのルールとゲームの流れ
オンラインバカラの基本ルールとゲームの流れについて初心者にわかりやすく解説します。
バカラの各カードの数値の意味
まずは、バカラの基本ルールを覚えるにはトランプの各カードの意味を知りましょう。
基本的には、カードの数値がそのまま使われます。しかし、10・J・Q・Kの4枚については、特殊カードとしてすべて0としてカウントされます。ジョーカーは使用されません。
数字の合計の下1桁が大きい方が勝利
バカラでは最初に、PLAYERとBANKERの双方に2枚ずつカードが配られます。そして、その2枚のカードの合計の下一桁の数値で勝負をします。数字は、0が一番弱く、9が一番強くなります。
例えば、この画像ではPLAYERに2と8が配られています。そのため、PLAYERの数値は「2+8=0(10以上は0)」。一方でBANKERには4と5が配られています。BANKERの数値は「4+5=9」です。よって、BANKERの数値の方が大きいため、BANKERの勝利となります。
3枚目のカードが配られることもある
通常バカラでは、2枚のカードで勝負するのですが、場合によっては3枚目のカードが配られることもあります。実際には、2枚のカードだけで決着するケースは少なく、3枚目のカードが配られることがほとんどです。どんなケースにおいて、3枚目のカードが配られるのか、見てみましょう。
PLAYERに3枚目のカードが配られるケース
- PLAYERが5以下
- BANKERが8と9ではない
バカラのルールでは上記の2つの条件を満たしたときに、PLAYERには追加で3枚目のカードが与えられます。逆に、PLAYERが6以上の場合には、追加でカードは配られません。
BANKERに3枚目のカードが配られるケース
バカラのルールでは、下記3つの条件に1つでも当てはまる場合には、3枚目のカードは引かれません。
- PLAYERが8か9
- BANKERが8か9
- PLAYERとBANKERともに6か7
この条件に当てはまらない場合には、BANKERに3枚目のカードが配られる可能性があります。具体的な条件は、下記の通りです。
BANKERの最初の2枚 | 条件 |
0,1,2 | 必ず配られる |
3 | PLAYERの合計が7以下の時 |
4 | PLAYERの合計が2から7の時 |
5 | PLAYERの合計が4から7の時 |
6 | PLAYERの合計が6か7の時 |
細かく条件が設定されていますが、プレイヤーが何かをする必要はありません。ディーラーがルールに従ってゲームを進めてくれるので、特に心配することはありません。
バカラをかけている人は、PLAYERかBANKER、引き分けに賭けるのみやることはないです。どちらかを予想するだけのゲームです。
なお、ゲームの種類によっては、上記の基本ルール通りでないこともあります。
【バカラの基本ルール】賭けて当たった時の配当
バカラで賭けを的中させたら、どのように配当が得られるのか、その中身を確認しましょう。
賭け方ごとの配当
バカラの基本的な賭け方は、PLAYER・BANKER・TIE(引き分ける)の3種類です。それぞれの配当率と10ドルを賭けていた時の払い戻しは、以下のようになります。
賭け方 | 配当率 | 払い戻し |
PLAYER | 2倍 | 20ドル |
BANKER | 1.95倍 | 19.5ドル |
TIE | 9倍 | 90ドル |
実際には「サイドベット」と言って、高配当を狙える賭け方もあります。詳しくは、記事の後半で紹介します。
BANKERの配当率が低い理由
バカラは単純なハイアンドローゲームのように見えて、そうではありません。実はルール上、PLAYER勝率が若干低くなっています。実際に、それぞれ勝率は
- PLAYER:62%
- BANKER:85%
となっています。
よって、相対的に勝率が高いBANKERの方がPLAYERと比較して低めに配当率が設定されているのです。BANKERが勝利した時のベット額は、5%分が「コミッション」と言って、胴元の利益となってしまいます。
どうせならBANKERの配当を2倍、PLAYERの配当を2.05倍にしてくれ、と思いたいところですが、そうすると胴元が赤字前提になってしまいますからね。
なお、プロバイダによっては「ノーコミッションバカラ」と言って、PLAYERとBANKERの双方の配当を2倍にしているバカラゲームを提供していることもあります。
オンラインカジノのバカラの賭け方の注意点
バカラは基本的にどのオンラインカジノにおいても、楽しむことができます。ゲームの手軽さから、ついついのめりこんでしまうひとも多いと思いますが、いくつか遊び方については注意が必要です。
特に初心者は注意!両建てすると出金できないことも
両建てとは、PLAYERとBANKERの双方にベットすることです。例えば、PLAYERとBANKERの双方に5ドルずつベットするというイメージです。
この場合、利益が発生することはありません。合計10ドルのベットに対して、PLAYERが勝利すれば10ドル、BANKERが勝利すれば9.75ドルの払い戻しとなります。
利益を得られる可能性がないため、全く意味がないベット方法ですが、出金条件消化には有効という考え方もあります。しかし、基本的には両建てのように極端にリスクを回避したベット方法は、オンラインカジノで禁止事項とされているため、オススメできません。
具体的に「両建てが禁止」と明記はされているケースはあまりありませんが、例えばボンズカジノにおいては、以下のような利用規約が定められています。
最小限の損失・勝率予想で、利用者の賭けボリュームを増加させることのみを目的とし、リターンが最小限または全くないベットを行った場合、それはアドバンテージプレーとみなされ、ボーナス、勝利金、およびその過程にカジノで使用されて失われた現金は、即座に没収されます。
そのようなプレイの明確な例として、ルーレットの黒と赤の両方に同時に賭ける、テーブル上のほぼ全てに賭ける等があります。
具体的な例としては、
- ルーレットで赤と黒に同時に賭ける
- テーブル上のほぼすべてに賭ける
という2つが挙げられていますが、バカラにおける両建てもこれに該当すると考えて間違いはありません。
仮に両建てをしまくって、ボーナスの出金条件の消化が完了したとしても、その後の出金申請時の審査において、禁止事項に抵触したということで、出金が拒否されるケースもあります。また、最悪の場合には、禁止事項への抵触として、アカウントが凍結されたり退会させられたりすることもあります。
結果がタイでも返金されないケースもある
バカラでPLAYERかBANKERに賭けたものの、結果がTIEになったとしましょう。この場合、基本的にはベット金額は返金されます。
しかし、ゲームのルールによっては、ベット額が全額没収となってしまうケースもあるので注意が必要です。
ゲームをプレイする前には、必ずルールを確認しておくようにしましょう。
なお、TIEに賭けた場合にベットが外れれば、言うまでもなくベット金額はすべて没収されます。
バカラの基本ルールが単純で物足りない!という方はサイドベットを
バカラはPLAYERとBANKERのどちらが勝つかだけを予想する非常にシンプルなゲームです。しかし、徐々に慣れてくると、それだけでは物足りないと感じる人もいるでしょう。
そんな経験を積んできたプレイヤー向けに、オススメなのが「サイドベット」です。サイドベットでは、TIEを的中させる以上に高配当を狙うことも可能。
具体的に、バカラのサイドベットについて、詳細を説明していきましょう。
サイドベットの種類
賭け方 | 内容 |
ビッグ | PLAYERとBANKERそれぞれに3枚ずつカードが配られる |
スモール | PLAYERとBANKERそれぞれに2枚ずつしかカードが配られない |
プレイヤーペア | PLAYERに配られた2枚のカードが同じ数字になる |
バンカーペア | BANKERに配られた2枚のカードが同じ数字になる |
イーザーペア | PLAYERとBANKERのうち、いずれかの2枚のカードが同じ数字になる |
パーフェクトワンペア | PLAYERとBANKERのうち、いずれかの2枚のカードが数字とスートともに同じである |
パーフェクトツーペア | PLAYERとBANKERの双方が、2枚のカードの数字とスートがともに同じである |
バカラにおいて、10・J・Q・Kはすべて数値としては0とカウントされますが、それぞれ異なるカードとして判定されます。そのため、例えばPLAYERで10とQが最初に引かれたとしても、それは「プレイヤーペア」の成立とはならないので、注意が必要です。
サイドベットの配当
それぞれのサイドベットについて、10ドルを賭けていた場合にどのくらいの払い戻しを受けられるのかシミュレーションしてみましょう。
賭け方 | 配当率 | 払い戻し金額 |
ビッグ | 1.54倍 | 15.4ドル |
スモール | 2.5倍 | 25ドル |
プレイヤーペア | 12倍 | 120ドル |
バンカーペア | 12倍 | 120ドル |
イーザーペア | 6倍 | 60ドル |
パーフェクトワンペア | 26倍 | 260ドル |
パーフェクトツーペア | 201倍 | 2010ドル |
一般的なサイドベットにおいては、何と最大で200倍超えの超高配当を獲得できる可能性があります。もちろん、確率自体はかなり小さいので、狙うのはかなりリスクが必要ですが、流れが悪いときや、ちょっと変わった賭け方をしたいときには試してみてもいいかもしれません。
逆に、ビッグのように通常のベットよりも低い配当率のサイドベットもあります。細かく資金を増やしていきたいという時には、ビッグに賭けてみても良いでしょう。
サイドベットの内容はゲームにより異なる
サイドベットの可否や配当は、プロバイダによって異なります。
例えば、多くのオンラインカジノが採用しているEvolution Gaming社のライトニングバカラにおいては、通常よりもサイドベットの配当率が低く設定されています。
通常は12倍の配当率になるプレイヤーペア及びバンカーペアは、ライトニングバカラでは10倍とやや低めです。さらに、通常は9倍の配当を得られるTIEへのベットも6倍しか得ることができません。
これは、ライトニングバカラでは特定のカードが出ると、一気にお得な配当を獲得できる可能性があるためです。大きく稼ぐチャンスがあるというゲームの特性から、一部のベットにおける配当率は低めに設定されています。
また、一部のノーコミッションバカラでは「スーパー6」という賭け方もあります。
これは、Evolution Gaming社のノーコミッションバカラのテーブルです。スーパー6とは、BANKERが6で勝利することを予想する賭け方。的中させると、実に16倍という高配当を獲得できるチャンスがあります。
また、このゲームにおいてはBANKERにベットしていても、BANKERが6で勝利した場合には配当が半分になるというルールもあります。
このように、バカラのサイドベットについては、ゲームにより大きく異なるものです。中には、一切のサイドベットを用意していないゲームもあります。
まとめ
オンラインカジノで楽しめるバカラのルールや配当について、詳しく解説をしました。バカラは特にランドカジノでも人気のゲームです。ライブバカラであれば、1ドル程度の少額から、6万ドル程度の超高額まで幅広くベットが可能となっており、初心者から玄人まで、幅広いプレイヤーが楽しめるでしょう。
ルール自体はとても単純ですが、慣れてきたら高配当が狙えるサイドベットにトライしてみても良いでしょう。BANKERの3枚目のカードが引かれる直前のドキドキ感に、多くのプレイヤーがきっとやみつきになるはずです。
質問ですが、たまにプレイヤーペア、バンカーペア、タイ、パーフェクトペアを少額で同時に掛けて流してたりしますが、違反行為にはなるんでしょうか??
はい、違反行為になる可能性が高いです。
リスクがない賭け方をするのを禁止しているオンラインカジノは多いです。
特に、ボーナスを利用中に、同時賭け(オポジットベット)をするのは危険です。
出金条件を消化するために賭けていると見られて、出金申請をしたときの審査にひっかかりやすくなります。
ただ、判断はカジノの裁量によるので、初回だったり、悪気がなければ見逃してくれることもあります。
心配でしたら、利用中のオンラインカジノのサポートに相談してみてください。